AH Kyushu 検索

カスタム検索

6/10/2011

玄海原発で放射能漏れ@隠ぺい工作


12月9日佐賀玄海原発放射能漏れ事故マスコミ報道規制

<<   作成日時 : 2010/12/15 11:54   >>

使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを一般の原発で燃やす「プルサーマル」が行われている佐賀県の玄海原子力発電所3号機で、1次系の冷却水に含まれる放射性物質の濃度が通常より高い値を示したため、九州電力は2010年12月10日夕方から原子炉を手動で停止し、原因を調べているようです。

九州電力によりますと、佐賀県玄海町にある玄海原子力発電所の1号機は、1次系の冷却水に含まれる放射性物質のヨウ素の濃度が、2010年12月9日昼すぎから通常のおよそ2倍の値を示し、10日正午すぎには通常の4倍に上昇したということです。今回の濃度は原子炉を手動で停止する基準の10万分の1未満で、安全性に問題はなく、環境への影響もないということですが、九州電力は、今月下旬に予定していた定期検査の日程を前倒しして、念のため10日夕方から原子炉を手動で停止し、原因を調べることにしたしうです。原因について九州電力は、原子炉内の核燃料を覆っている金属に小さな穴が開いた可能性があると説明しています。玄海原発3機は、2009年12月から国内で初めてプルサーマルを行っていますが、濃度の上昇とプルサーマルとの関連は分からないとしています。プルサーマルが行われている原発で運転が急きょ停止されるのは、今回が初めてです。

2010年12月11日に西日本各地で平常値の数百倍以上という極めて高い数値の放射能が検出されたそうです。時間帯は午前3時~午前中、およそ500倍という値は数分程度で、その後減衰したようですが、影響は昼頃まで続いたそうです。報道による公表値は4倍になっていますが、玄海から数百キロ以上離れた宇和島市などで500倍の値が観測されているのです。これで放射能漏出事故の実態を極端に隠蔽した事実が、民間の計測によって証明されました。事実を徹底的に隠蔽している様子が伺え、西日本各地で計測されたデータから、放射能漏洩総量はおそらくスリーマイル事故に匹敵する可能性があり、明確にレベル5事故と判断されるようです。漏洩主体は放射性ヨウ素で、これは呼吸などから通常ヨウ素の代替として胎児乳幼児に簡単に摂取され、甲状腺に蓄積し、ガンや白血病のリスクを極度に高めることが報告されているのです。これほどの大事故を九州電力は隠蔽捏造し、4倍放出で済ませようとしており、まさに犯罪というしかありません。

今回の放射能漏洩情報、実は当日、大手マスコミ記者にリークされていたにもかかわらず、どの社も、全国版で報道しなかったのです。つまり国ぐるみ、マスコミぐるみで悪質な隠蔽工作が行われていると考えられるのです。この事故で被爆被害が発生していると考えられます。

0 件のコメント: